1日30秒の運動で体は整う

筋肉を再教育する

「崩れた姿勢」や「慢性化した痛み」を持つ人に共通しているのは、休んでいる筋肉が存在することです。
休んでいる筋肉を本来の機能に再教育することで姿勢は正され、長年の痛みから解放されます。
休んでいる筋肉をどのように再教育するのか?
押したり伸ばしたり、長時間動かすなどのスパルタ教育は必要ありません。
本来の機能を思い出すきっかけを与えてあげればいいんです。
ドアを叩くように、スイッチを入れるように、目覚まし時計を鳴らすように、短時間の刺激でも継続して与えることがポイントです。


筋肉トレーニングは1日3秒でも効果が出る

先日、筋肉トレーニングは1日3秒でも効果があると新潟医療福祉大学の研究チームから発表がありました。研究内容は上腕の筋肉に対して、肘を曲げて負荷をかけゆっくり肘を開いていく遠心性収縮という運動方法を1日1回3秒行うもので、20日継続した結果11.5%筋力が向上したとのことです。
以前から遠心性収縮は筋肉に対する運動効果が高いと言われていましたが、今回改めてその有効性が証明されました。この遠心性収縮の運動を休んでいる筋肉に伝えてみましょう。


休んでいる筋肉を見つけよう

自分のどの筋肉が頑張り過ぎているのか?どの筋肉が休んでいるのか?
擦り傷や打撲は損傷個所がはっきりしているので、対処法も明確です。
頑張り過ぎている筋肉も、張りや痛みなどの感覚から特定しやすいですね。
しかし休んでいる筋肉は、本人の意識からは隠れている場合が多いです。
隠れて休んでいる筋肉を見つけて、筋肉を再教育しましょう。


1日30秒の運動で体は整う

休んでいる筋肉を見つけたら、正しい動きを再教育しましょう。
筋肉の正しい動きをイメージして、筋肉が収縮した状態で負荷をかけ、負荷をかけたままゆっくり伸ばしていきます。1つの動作を10秒として、3回繰り返します。
日常で機能していなかった筋肉が働き出し、本来あるべき環境へと体は整っていきます。


まとめ

運動は適切な動きを適切な刺激で行うことにより、正しい効果へと繋がります。
1日30秒の運動でも筋肉は再教育され、体に変化が現れます。
休んでいる筋肉の見つけ方や再教育の方法は別記事にあげますので、よろしければご覧ください。
今回の記事があなたの生活に、少しでも参考になれば幸いです。


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